惨めさ。
タイトルが重いですね! おあああああ! 考えたくないッ!
じゃなくてですね。
セックレスの最大の奥義は、性欲を持て余すのではなく、断れた側の自尊心を真っ二つにしたうえで惨めな気持ちにさせるなのですよ。ええ。
格闘技でいうところの心を折るわけです。ボキッと。脱臼でないです。捻挫でもない。
そうなるとこっちから誘えなくなるわけですよ。
セックスレスの完成です!
綺麗にできたなぁ……セックスレス……!
スキンシップ気分で触るとマジギレ、この様式美、すっごく綺麗なセックスレスが完成するんですよ……もう職人芸です。
どうでもいいような形で本気の話をしました。
セックスレスの友人とお酒を飲みました
大学の友人に同じ境遇の戦士がいたんですよね。
※彼は戦い続けていたので戦士です。
近所に住んでいたのでメールしました。ひさしぶりー!
まぁ、マルチ商法の勧誘だと疑われるんですけど。アイアムウェイ。私は道です。違います。
盆明けに飲みに行こうって話になったんですが、もう待ちきれなくて、セックスレスで離婚を考えていると伝えました。
「うちは今年で3年目だよ」
あああああああああああ! 近くに相談できる人いるうううううう!
状況は一部のぞいて全く同じです。
共通しているのが、低いテンションで死にたくなることですね。
くだらないと思われるかもしれませんが、やっぱり、お互い裸になってそういう行為をするって性欲だけじゃないんです。
一歩下がって考えると、特別じゃないですかね。お互いにとって。
スペシャルな関係だからセックスするんだと思うんです。
スペシャルな関係の先が結婚だと思うんですよね。
そういう関係性があって、お互い遠慮がなくなって、いろんなことを言い合えるんじゃないかと。
こう書くと「お前らは性的な関係がないと、そういうのになれないの? お互いを尊重し合ってないからセックスレスは当然!」とか言うアレな人もいると思います。
でも、逆に考えるんだ!
付き合ってセックスしたあと、急に距離感がなくなってなんでも言えるようになったということありませんでしたか?
セックスレスになると、それと全く逆に進行していくんですよ。
どんどんものが言えなくなって、遠慮してしまう。
これが積み重なると相手が遠くなっていくんですよね。不思議!
そんな話で盛り上がりました。
帰り道で一番盛り上がったのは、妊娠中、妊娠線がつかないようクリームを毎日塗っていたという共通の思い出話と死にたくなる話でした。
ノスタルジーと死が同居。光と闇です。ファンタジー系。二人にとったらリアル系なんですけど!
基本的には家族として成り立っています
友人と話をしていて感じるのは、僕も友人も家族としては満足していることです。
映画を一緒に見たり、テレビを見て笑ったり。
普段の会話もありますし、険悪さはないんですよね。
だから、悩んでしまうんです。
うまくいってなくてケンカばかりだったりすると、悩む必要もないんですよね。
子どももいて、参観などはフル参加。子どもの写真やビデオを録るのが楽しくてしょうがない。
初めての運動会は感動でファインダーがにじむぜ……。あの子がここまで大きくなったんだ……。
こういう状態だからこそ、世間的には「こんなこと」で離婚なんてってなりがちです。
実際は「こんなこと」ではなく、虚無感と惨めさで辛くなるんです。
セックスはただの手段で、本当はその先のパートナーからの承認が大事なんだと思うんですよね。
それがないと誰からも承認されていないと思ってしまいますし、孤独感を加速させるわけですよ。奥歯のスイッチがカチっと。
この男性の気持ちが痛いほどわかるんですよ。
家庭自体はきっと円満、ただ、自分の男性が相手からなくなってしまっている辛さと断られる惨めさ、全てがギュッと濃縮されてます。
僕は話し合いのあとにスキンシップで激怒されたとき、この人じゃないですが「あぁそうかあ」って言葉を言いましたよ!
もう6年前!
何かとりとめなく書いてしまいました。
あと数日で離婚を切り出すわけですが、ドキドキします。
あと、何かしらの気配を妻は察してます。
ちなみにちょこちょこフェイク入れてますよ。
都合よく兄が警官だったり、会社の有能弁護士、身内に弁護士などという何かに認定されそうなものはいないですよ!
トピシュさんご紹介ありがとうございました。セックスレス関連のブログの記事、非常に共感いたしましたので取り上げた次第です。