話し合いの前に伝えたこと。思っていること。
うおおおおお!
何が正しいかわからない! それが! セックスレス!
全国数十万のセックスレス夫妻のみなさん、こんばんは。
話し合いしています。ナウ。
思っていること
題字では後回しになっていることだけど、先に伝えます!
というか、先を越されたあああああああああ!
そんな感じ。
この方のおっしゃるとおり。言語化するとこれです。
セックスレスで苦しんでいる人への意味不明アドバイスに対するアンサーになっています。
僕もたいがい調べてきましたが、まるで役に立たないアドバイスをしている人多いです。
1位:自分磨き
2位:相手の立場に合わせたセックス
3位:趣味に生きろ
先に書かれているのでアレなんですが、これを言っている人のほとんどが、セックス=性欲の発散だと考えている人なんですよね。
それが間違っているとは思わないんです。
そういう価値観の人もいて当然ですし、中高生とかだったら間違いなくセックスってそうなんだと思います。やりたい盛りとかそういうのって、そうですよね。
僕は違いましたが。
言及してくださっているブログにも書かれていますが、セックス=特別なコミュニケーションなんですよね。
僕にとってパートナーは特別な人間なんです。その特別な人間にしか見せないコミュニケーションがセックスだったんです。
そのコミュニケーションを拒絶されると本当に辛いです。
セックス=性欲派の方には理解しづらいことだとは思いますが、この性的な接触を拒絶されるのは本当に辛いんです。性欲だから湧き上がるたびにチャレンジしたらいいってわけじゃないんですよ。
僕の中でも、もちろんセックス=性欲という側面も理解できます。
だからこそ、性欲という側面を含んでのアプローチを拒絶されると、恥ずかしいし、辛いんですよね。
うへへへ、セックスレスで悩んでいる男性全員が性欲モンスターじゃなくて申し訳ないです、ぐへへへ。
なんだったら、性欲ナイーブ派。デリケートゾーンです。おかしな事書いてすみません。
こちらの人は踏み込んでいませんが、セックス=コミュニケーション派(たぶん、大多数のセックスレスで悩んでいる人はこちら)とセックス=性欲派とは、平行線なんですよね。
そして、世の中の多くの人は、セックス=性欲と考える人が多いと思います。そこも理解はできるので、なんとも言えないのですが。
難しいです。
でも、男女問わず僕のようなコミュニケーションとしてのセックスレスで悩んでいる人は、コミュニケーション寄りの考え方の人のブログなどを見ると、少し心が楽になるのではないかと思います。
話し合いの前に伝えたこと
今日の本題というか、いや、これ書かないと始まらないでしょう的な。
前回の失敗はなし崩しにセックスして、ほとんど辛さを伝えられなかったこともあって、今回はメールで先に送りました。
反省を活かす! それが社会人!
ちなみに前回の話し合いですでに「離婚事由になるんだぜ?」ということは伝えました。
今回伝えたのは、
・拒絶されるのは本当につらい。自尊心とかそういうものはもうなくなってしまった。君の夫だという自負すら奪われてしまった
・拒絶されてから、「断れたら」と思うと誘うことができなくなった。心が折れてしまった
・寂しさと孤独感、虚無感から、ゆるやかに死を考えている
・それでも生きているのは、子どもたちのためだけだった
・僕の何がダメだったのか。気付かないうちに傷つけていたのか
・6年という歳月は長すぎた。遠くなりすぎて恋愛感情を失ってしまった
・性的なものを失ってから、心が離れていってしまって、何も言えなくなってしまった
・再び恋をしたい。新しいパートナーを探したいと思っている
・家庭生活については不満はない、感謝しかない。
・同棲していたときは、本当に楽しかった。今でも思い出すと、楽しい気持ちになるのと「どうしてこうなってしまったのか」が混じってつらい
・何もかも「今更」になってしまった
ということです。
あとは子どもに対する思いなど。
書き出すだけで長いんですが、出会って10数年、そうなると本当に短く簡潔に伝えるには感情が多すぎて無理でした。
数千字のメールです。危ない人レベル!
離婚というカードを切ること
これ、セックスレスをしている人に伝えたいんですが、離婚カードを切るときはもう戻れないところに行っている可能性が高いです。
切られた時は、相手側に相当の覚悟があります。覚悟完了!
僕の場合なんですが、自分が我慢をして子どもたちのために頑張る! ということを思っていたんですが、虚無感や孤独感からくる死にたいという気持ちを自覚してから行動に移りました。
我慢という時点でお察しなんですが、もうパートナーとセックスしたいと思っていなかったんですよね。
だから、理由はセックスレスなんですが、解決策がセックスレスの解消ではなくなっていました。
セックスレス解消のために僕が頑張るというフェーズはとっくに過ぎていて、死ぬのはなんか違うから離婚というフェーズだったんです。
恋愛感情はなくなって、別に触れたいとも思っていないですし、当たり前ですがセックスしたくなくなっています。
だから、パートナーが仮に離婚を回避したいと思ったとしたら、解決策はセックスレスの解消ではなく、僕の気持ちを恋愛感情に戻すということになるわけですね。
セックスレスにアドバイスしている人たちは、基本スタンスが、セックスレスされている人に対して「惚れさせろ!」だの「自分を磨け!」「自分本位のセックスをやめろ!」とかが多いんですが、離婚レベルまで行っているとまるでアドバイスになっていないんですよね。
「いやいや、もうおれいいし。なんでそんなことしないと駄目なの?」
僕がその手のアドバイスを見た時に思ったのはこれでした。
セックスレス離婚を回避努力するのは、カードを切られた側であって、切った側もしくは切ろうとしている側はもう努力する必要はないと思っています。
何もセックスレスしている側だけが上位であるはずないんですよ。
されている側としている側、あくまでフェアです。
結婚して上下関係のような「選択権は自分にある」発言って、デリカシーどころか相手を尊重する姿勢がないと思います。逆にすげえな! って思います。
そういう人は本当に離婚カード切られても、そういう態度でいられるのかなぁって思います。
僕が今回こういうブログを書こうと思ったことの一つに、「惚れさせる」「自分磨き」を頑張っているのに「自分本位のセックス」まで行けない人に向けて書きたいなと思ったのがあります。
現在、話し合いの段階ですが、伝えたことに対しては全て答えをもらっています。
話し合いも全く思っていた展開ではなかったので、それについても後日書きます。
そして、たくさんの方が閲覧し、いろんな形で言及してくださっていることに感謝しています。もしお会いすることがあったら、立ち食いうどんを奢りたいです!